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猫です。こんばんわ(*'-')ノ
今日はちょっと趣向を変えて書いてみました!
ちょっぴり切ないマンドラゴラのお話です。
いつものおバカなテンションのブログだと思ったら、
大間違いだからねっ!
いつも通りのが見たい人は、【残念です。】がお引き取り。。。させねぇyp!
マンドラゴラの四葉。〈前編〉
こんにちは。僕、マンドラゴラ。
平和に暮らしてたはずなのに、人間たちに捕まって船で見知らぬ土地まで連れてこられたんだ。。。「てんしょーどー」とかいう人達らしい。
船から降りる一瞬の隙をつき、何とか逃げることに成功したのは良いけど、ここがどこだか分らない(´;ω;`)
まずはここがどこだか調べないと。
やっぱり人間に聞くのは怖いから、人間以外の生き物に聞こうと思う。
まずは何かこのクルクルしてるちっちゃいの。僕より大きいk
聞いてみた。
。。。。。。。。。。。。。。。
何も答えてくれない。。。。無視か!と思って噛みついたら、近くにいた人間に物凄く怒られた(/ω\)
僕は一目散に逃げた。逃げた先で変なネズミみたいな人を発見。
今度はちゃんと話を聞いてくれたな(*'-')なんかちょっとカタコトだったけど、さっきのちっちゃい奴よりはマシだね!僕より大きいk
キキルンと名乗った彼が言うには、ここはアトルガン皇国というところらしい。マンドラゴラはここらに生息してなくて高く売れるから連れて来られたのだそう。。。
どうやって帰るのか聞こうと思ったら、僕は自分の住んでた所の名前が分からない事に気がついた。
ずっと住んでたところから出たことなかったから(つд・)
それをキキルンに話すと、僕は遠い別の大陸で生活してたんじゃないか?と教えてくれた。帰り方はアトルガン白門からマウラという所に行く船が出てるからそれに乗ると行けるとのこと。
さすがのキキルンも正確に住んでたところは分からなかった。それはそうだ。実際に行ったことないんだから。
キキルンは情報は不十分だからということで、チャリチャリ(?)とかいうものは良いと言った。何のことかさっぱり(´・ω・`)
でも僕はこれだけで十分だ。キキルンにお礼を言い、てんしょーどーの人たちの船で拾った金色に光るコインを渡した。僕にはどんだけ価値があるか分からないけど、キキルンは凄く喜んでた。
よし、ここがどこだか分かった。あとは住んでたと思われる大陸に行って見つけるだけだ。
いつ辿り着けるか、無事に辿り着けるか分からない。
でも
僕は帰りたい。
みんなに、家族に会いたい。
気が付いたら涙が出ていた。泣いてちゃいられない。
僕は涙を拭いて、船着き場に向かった。仲間たちに会う、そのために。
マンドラゴラの四葉。〈後編〉に続く。


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